珍獣図鑑 2 身近なのに謎だらけ ナメクジの研究は不人気ゆえに面白い ほとんど0円大学
職業柄、カタツムリやナメクジを加熱することがある。 熱した個体から立ちのぼるのは、浜焼きのすごくいい香り。 そのとき僕は「彼らは間違いなく貝だ」と実感する。 寄生虫を研究している僕なりに、好きな陸貝の話をしてみたい。そしてなんと、この カタツムリが進化したものがナメクジ なんです。 このカタツムリの内臓部分を自分の体の中に収め、 移動しやすく狭いところにも入れる ように大きな殻をなくしていったのがナメクジなんです。 殻が無くなり小さくなったため、移動場所が広がり、 捕食 にも有利になる